エンゲージリングとは?

QDM COLUMN VOL.156

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VOL.156婚約指輪はいつつける?結婚前後の着用シーンや注意ポイントを紹介

公開日:2021.04.01

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

エンゲージリングの意味をご存知ですか?エンゲージリングとは「婚約指輪」のことを指し、男性が女性に「婚約の証」としてプロポーズのタイミングに渡すのが一般的です。女性がもらって嬉しい魅力的なエンゲージリングを贈ることで、2人の愛情を更に深めることができるでしょう。

エンゲージリングとは?

今回はエンゲージリングについて知っておきたい価格や購入タイミングなどの基礎知識から歴史、混同されやすいマリッジリングとの違いなどについて解説します。

エンゲージリングとは?

「婚約指輪」の名で親しまれているエンゲージリングは、結婚の約束を誓う「婚約」の証拠として男性から女性に贈られるアイテムです。一体なぜ婚約の証として「指輪」を贈る風習が生まれたのでしょうか。所説ありますが起源は古く古代エジプトの時代へとさかのぼります。

エンゲージリングの歴史

古代エジプトで使われていたと言われる「象形文字」をご存知でしょうか。当時のエジプトで「結婚」を表す字体が「円」を模した形であったことが、エンゲージリングを贈る文化の起源だと一説には言われています。当時は金属ではなく麻で編まれたリングを使用していましたが、時代の流れとともに現代の形へと辿り着きました。
また古代ローマ時代を発端とする「婚約時に鉄の輪を贈る」という風習が由来だとも言われています。

エンゲージリングは左指に着ける

リングを左の薬指に着ける理由ですが、これも古代エジプト時代の言い伝えに端を発しているそうです。当時のエジプトでは「心臓に繋がる血管は左手の薬指にある」と考えられていたため、左手の薬指は心臓に直結した神聖な部位とされていました。
「心臓(女性の心)に繋がる指に婚約の証を着けることで、相手の気持ちを繋ぎ止めたい」という思いから、左手の薬指にリングを嵌めるようになったと言われています。

エンゲージリングとマリッジリングの違い

エンゲージリングとマリッジリングの違い、皆さんはわかりますか?それぞれの意味や利用シーンの違いについて説明します。



エンゲージリングとは?

マリッジリングは結婚指輪を指し、男女ともに身につける

シーンによっては、婚約指輪の着用を控えるべき場合もあります。婚約指輪を身につける際の、注意点について解説します。

職場で着用するのは、場の雰囲気を読んで判断

マリッジリングとは「結婚指輪」のことを指し、こちらはエンゲージリングと違って男女がペアで身につけるアイテムです。「結婚の証」として挙式の際、互いに交換し合うのが一般的でしょう。エンゲージリングに比べると普段遣いできるシンプルなデザインの場合が多く、価格にもそれなりに大きな違いがあります。
また男性が購入することの多いエンゲージリングと違って、マリッジリングは男女がともにお金を出し合って購入することが多いです。中には「互いが互いのリングを購入し合う」「婚約指輪のお返しに女性が購入する」といったカップルもあり、購入のルールなどは特にありません。 2人で話し合い互いが納得するかたちで贈り合うのがベストでしょう。

両方を重ねづけ可能なセットリングも

結婚後はマリッジリングを日常使いするイメージがありますが、最近では両者を重ねづけできる「セットリング」も増えています。重ねることを前提にデザインされているため、一緒に身につけるとより華やかさが増し、一体感が生まれるのが魅力です。
セットリングを希望する場合は、エンゲージリングを購入するタイミングで男女一緒に選ぶことが多いようです。

エンゲージリングの価格相場や購入時期

愛する女性のためにエンゲージリングを用意するなら、その価格相場や購入タイミングまで事前に把握しておきたいところです。以下で解説していきます。

エンゲージリングの相場価格は?

デザインやブランドによっても価格帯は前後しますが、20~40万円程度が相場価格のようです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によれば、婚約指輪の平均購入価格は35万円7千円とのこと。ダイヤモンドがあしらわれている分、結婚指輪に比べて婚約指輪の相場は高くなる傾向にあります。
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2020(首都圏)

エンゲージリングの購入時期は?

エンゲージリングは店舗にもよりますが、多くは注文してから受け取りまでに約3週間~4週間ほどの時間を要します。検討期間を含めて考えると、実際に指輪を渡したい2~3ヶ月前には準備を始めておきたいところでしょう。

QDMでは先述と同じくご注文から約QDMは3~4週間ほど
※お急ぎの場合、商品により上記より早くお作りできる商品もございますので一度お問い合わせください。

また一昔前までは「エンゲージリングは男性が女性にサプライズで渡す」というイメージがあり、プロポーズに合わせて男性が事前に購入するという風潮がありました。現代では「自分のすきなデザインを選びたい」という女性も多く、婚約前後のタイミングで一緒に店に選びに行くというカップルが増えているようです。時期としてはプロポーズの前に購入するのが一般的ですが、婚約後に2人で選びに行く男女も少なくありません。

まとめ

今回は「エンゲージリングとは」というテーマに沿って、エンゲージリングの歴史や基礎知識、マリッジリングとの違いなどについてご紹介しました。
エンゲージリングは結婚する男女の愛を象徴する大切なアイテムです。ぜひ価格帯や購入時期なども念頭において、後悔のない最高のエンゲージリングを選んでみてくださいね。



※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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