婚約指輪と結婚指輪のブランドは揃える人が多いのか。最近のカップルの指輪事情とは

QDM COLUMN VOL.166

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VOL.166婚約指輪と結婚指輪のブランドは揃える人が多いのか。最近のカップルの指輪事情とは

公開日:2022.03.28

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

婚約指輪と結婚指輪の両方を購入する方はブランドを揃えるものなのでしょうか。 みなさんが意外と知らない指輪に関する疑問を札幌の指輪専門店がお話しします。

重ね着けを考えると、同じブランドで揃えた方がよい

婚約指輪と結婚指輪の重ね着けには実は多くのメリットがあることをご存知ですか。 本来、指輪の重ね着けには「永遠の愛」を証明するという役割があります。
しかし近年、多くの方が重ね着けを選ぶ理由はそれだけではありません。 実は、指輪の重ね着けには多くのメリットがあるのです。
メリットの一つとして、統一感が出るということがあります。同じブランドで選ぶことにより、指輪のちょっとした色味やデザインがピッタリと合い、婚約指輪と結婚指輪に統一感が出ます。

一方で、重ね着け指輪は指輪間の接触で傷がつきやすいというデメリットもあります。可能ならば、同じブランドでセットリングにするのが重ね付けにはおすすめです。 とはいえ、重ね着けをするかどうかで手元の華やかさは大きく変わります。 長く婚約指輪を楽しむためにも同じブランドで揃えてみるのはいかがでしょう。

デザインで気に入った組み合わせであれば、別ブランドから選ぶ方も多い

婚約指輪と結婚指輪の重ね付けをする場合、双方の調和を大事にしつつ気に入った指輪を選んでいくのが一般的です。 しかし、今は重ね付けを前提としてセットで売っている商品も多く、調和のしやすさの観点から同ブランドで指輪を購入する方が増えています。

一方で、結婚指輪と婚約指輪は別のものと考え、重ね付けしても様になることは前提としつつ、別のブランドを購入する方もいます。 別ブランドを選ぶ背景には、婚約指輪は華やかに、結婚指輪はシンプルかつ機能的にしたいと考えたり、重ね付けするなかでもそれぞれに違った役割を持たせる考えをする方も多く、この場合もかならずしも同ブランドで調和をとる必要はなくなります。
しかし、その場合、重ね付けしてもそれぞれの指輪が邪魔にならないよう、指輪選びは慎重に行わなければなりません。

同ブランドでも別ブランドでもアフターケアなど優先

結婚指輪と婚約指輪は同じブランドにそろえるか、別々にするか悩むところではありますが、ブランドにこだわるよりもむしろ、デザイン・値段・アフターケアなどの要素を重視してみてください。
例えば、日本のブランドはアフターサービスや保証が充実しているケースが多く、またダイヤの質と価格のバランスが優れているという特徴あります。 身近で安心感があるというのが大きなメリットです。 一方で、海外ブランドの指輪は、値段は高いものの世界的に有名なものが多く、憧れの的となることも多いでしょう。

なお、婚約指輪といえば特別な日につけるのが一般的でしたが、最近では普段使いしやすいデザインも注目されています。そのため、同ブランドでも別ブランドでも、重ね付けのことも考え、普段使いできるような控えめな指輪を選ぶとよいでしょう。 当店のアフターケアについては、こちらでご覧いただけます。

セット販売により選ぶ時間短縮や割引価格になる利点がある

これまで婚約指輪は「婚約してから結婚するまでつける指輪」というイメージがありました。 しかし、現在はせっかくもらった婚約指輪を普段でもつけていたいと思う方が増え、普段使いできる指輪や重ねづけができる指輪を選ぶ方も多くなりました。
重ねづけする指輪を購入する際には、婚約指輪と結婚指輪のセットリングを購入することにより、購入時に割引が適用されたり手厚いアフターサービスを受けたりできるメリットがあります。もちろん、絶対に同じブランドで選ばなくてはならないことはありません。 ところが、別々のブランドで指輪を購入すると重ねづけをしての試着が難しく、購入後にいざはめてみると、

・「イメージと違った」
・「指輪のサイズが合わない」
ということになる可能性があります。

それは、指輪を重ねづけすると指輪の位置が微妙に違ってくるのでサイズやイメージが変わってしまうからです。
どちらかの指輪を先に買って、その指輪をはめて重ねづけ用の指輪を別のブランド店で試着して買うこともできますが、2店舗で指輪を選ぶことになるので指輪を選ぶ時間が圧倒的に増えてしまいます。 婚約して、いざ結婚となると時間も金銭的な面でもかなり負担になるものです。時間、金銭的な余裕を持つためにも重ねづけの指輪を選ぶ際にはぜひ同じブランドで選ぶようにしてみてください。

調和を求めるなら同じブランドのセットラインを選ぼう

重ね付けして毎日付けていたいという方は、同じブランドのセットラインの指輪を選ぶことがおすすめです。 重ね付け専用でデザインされているのでしっくりくるだけでなく、デザインも洗練されていてスマートのものが多くなっています。
同じブランドで揃えない場合も、毎日つけていても違和感のないよう指輪は慎重に選びましょう。当店でも重ね付けを楽しめる指輪を多く揃えております。ぜひお気軽に店頭にお越しください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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