人気がある婚約指輪の王道デザインとは

QDM COLUMN VOL.167

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VOL.167人気がある婚約指輪の王道デザインとは

公開日:2022.03.28

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

婚約指輪は、一生に一度だけのものです。気に入らなかったからやっぱり買いなおすというものではないので、失敗のないようにしたいところです。そのためにも、婚約指輪の王道デザインはどのようなものなのか札幌の指輪専門店がご紹介します。

中央にダイヤモンドを1粒あしらうソリティア

婚約指輪のデザインとしてよくきく、「ソリティア」をご存知ですか。 ソリティアとは英語で書けばsolitaireで、「一人」を意味するソロなどと同じ系列の言葉になります。一人で遊ぶトランプのゲームであるソリティアも、同じ語です。
指輪のソリティアの場合、何が「一」なのかというと、ルース(宝石)です。婚約指輪のソリティアといえば、大き目の一粒ダイヤモンドをあしらったデザインがほとんどです。その中でも、4本や6本の立て爪で 一粒ダイヤモンドを支えるものが、婚約指輪の王道中の王道ともいえるでしょう。高さがあることでその宝石の輝きをより際立たせます。

ただ、爪があるタイプは高さがあるので、服やバッグ、カバンなどにひっかけやすいので、着用時は注意しましょう。日常的につけるには高さが無い方が良いという方も多く、最近は、爪なしタイプのデザインも多数あります。
立て爪であろうと爪なしタイプであろうと、ソリティアは大粒の宝石が映えるデザインですので、友人の結婚式といったフォーマルな場面や、普段のお出かけなどのカジュアルな場面でもファッションを合わせて使いやすくなっています。また、シンプルなデザインなので、ストレートやS字などシンプルな結婚指輪との重ね付けなどに向いています。

指輪のアームに沿ってダイヤを並べたエタニティは、愛の象徴として縁起がよく贅沢な大人の気品も漂う

最近、人気急上昇中のデザインの指輪として、エタニティリングが挙げられます。
エタニティリングとは、リング全周に同サイズ、同カットの宝石を留めている指輪を言います。宝石が途切れることなく並んでいる為、「永遠の愛の象徴」といわれています。縁起が良く、大人の贅沢と気品がある為、大変人気のあるデザインです。

上下を金属のレールで挟んでいるタイプと、並んでいる宝石がそのまま出ているタイプがあり、強度や宝石の傷の付きにくさは前者の方が上ですし、後者は宝石の見える角度が多いので、より輝きを楽しむことが出来ます。
今まではエタニティリングは結婚記念日などに夫から妻へ贈るものというイメージでした。 しかし現在では、普段にも付けやすい婚約指輪や、ゴージャスな結婚指輪、またはその両方を兼ねて、このデザインが選ばれることが増えています。
ただ、全周に宝石が留めてあるフルエタニティリングですと、金属部分が少なく強度が弱い、サイズ直しがしにくい、傷が付きやすいといった弱点もありますので注意が必要です。

パヴェはアームにメレダイヤを敷き詰めて、横からでもダイヤが輝くゴージャスなデザイン

パヴェというデザインの婚約指輪があります。リングに沿って小さなダイヤ(メレダイヤ)が敷き詰められており、平面的ではなくあらゆる方向から見てもゴージャスに映ります。パヴェはセンターストーンを配しないという点では婚約指輪としては少し異色ですが、意外と人気の高いデザインといえるでしょう。

リングの幅が細くても、敷き詰められたメレにより十分に存在感を示しています。最近は指輪二本を重ね付けする人も増えていますが、パヴェの場合は一本で十分にゴージャス感が味わえます。敷き詰められたダイヤは一つ一つが背が高くないので、普段使いしていても引っかかる問題もありません。

センターダイヤモンドの脇に小さなメレダイヤモンドを数石あしらう指輪

結婚指輪や婚約指輪をより華やかに高級感があるものにしたければ、メレダイヤをあしらったものが、おすすめです。メレダイヤとは0.02〜0.2カラットの小さなダイヤのことです。このメレダイヤをセンターのダイヤの脇にサイドストーンとして2個以上組み合わせて作られる指輪を、メレリングと呼びます。その組み合わせ次第で印象もガラリと変わり、華やかさからシックな感じと様々なデザインが楽しめます。

メレダイヤがあることで、無数にカットされているダイヤの面に光が反射して、より中央のダイヤを輝かせて目立たせる効果もあります。そのため、メレリングはソリティアリングよりもボリュームが出てゴージャスな印象を生みます。フッション性も高く、目を引くので特別な婚約指輪として最近、とても人気があります。

婚約指輪の王道デザインは4種類

婚約指輪の王道デザインについて、主に4種類であるとご紹介してきました。一粒ダイヤモンドのソリティア、一粒ダイヤの脇にメレダイヤをあしらったメレリング、メレダイヤを敷き詰めたパヴェリング、ダイヤモンドをぐるりと並べたエタニティリングです。

いずれも人気のデザインですので、ご予算や好み、ライフスタイルに合ったものはどれか、じっくり選んでください。ご希望をお伝えいただければ、セミオーダーで好きなデザインも可能です。あなただけのオリジナルデザインを楽しんでください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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