結婚指輪が傷だらけにならないために知っておきたいことを教えます

QDM COLUMN VOL.164

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VOL.164結婚指輪が傷だらけにならないために知っておきたいことを教えます

公開日:2022.03.28

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

周りの既婚者の方々の手元を見て、「結婚指輪が傷だらけだなあ」と感じたことはありませんか。結婚指輪は、毎日着けるものですから、どうしても傷だらけになりやすいものです。それでも、できるだけ傷だらけにならないためにはどうすればよいのか、知りたいという方のために、さまざまな情報をお届けしていきましょう。

人気のプラチナ・ゴールドは傷つきやすいが純度により異なる

結婚指輪が傷だらけにならない工夫のひとつに、そもそも傷のつきにくい素材を選ぶという方法があります。
傷のつきにくい丈夫な素材というなら、チタンです。チタンは、非常に強度の高い素材とされています。その強度は、なんとプラチナの2倍です。その上、強度のわりに重さもありません。したがって、チタンで作られた結婚指輪は、傷がつきにくく、装用感も軽くてよい物となります。ただし、チタンはその強度の高さゆえにサイズ直しがしにくいとも言われます。この点は、デメリットとして覚えておかなければならないでしょう。

次に、「チタンが丈夫なのはわかったけれど、一生に一度かもしれない結婚指輪なら、やっぱり定番人気のプラチナやゴールドで作りたい……」という方のために、プラチナとゴールドという素材の傷つきやすさについてお伝えします。
まず、プラチナやゴールドは、純粋なほどやわらかい素材になります。つまり、使われるプラチナあるいはゴールドの純度が高いほど、傷つきやすい指輪となるのです。
なお、このようなやわらかいプラチナとゴールドは、割り金という他の金属を混ぜて純度を下げることで、その強度を高められることが可能です。最近の結婚指輪などには、そのように割り金を混ぜたプラチナとゴールドを用いるのが一般的です。

指輪が傷になりやすいケース

結婚指輪は四六時中はめたままでいる方も多いので、傷がつきやすくなります。特に料理や掃除、スポーツをしている時は固い器具を握るため傷が付きやすくなります。
また、入浴時やスキンケア、皿洗いなどでは石鹸や基礎化粧品、洗剤などが指輪の間に入り、素材によっては指輪が汚れたり変色したりすることもあります。 これらを防ぐためには、こまめに外すことがおすすめです。その際外した指輪を紛失しないように毎回置く場所を決めておきましょう。なくさない方法については、こちらの記事でも詳しく説明しています。

QDMコラム vol.65「家事や仕事中に結婚指輪をなくさないための着け外し対策術」
しかしこれらに気をつけている場合でも細かい傷や変形、変色することがあります。
その際利用したいのがアフターサービスです。当店では、ご購入いただいた方のアフターサービスを承っています。普段のお手入れ方法やケアについてもご相談いただけますのでお気軽にご相談ください。

指輪の掃除方法について

毎日身につけることの多い結婚指輪は、汚れやすいものです。汚れが付着したままだと、傷を目立たせる上にくすみの原因にもなるので、こまめにお手入れすることをおすすめします。大切な結婚指輪を傷つけてしまわないように、洗い方を確認しておきましょう。
ご自宅で洗う方法は、とても簡単です。コップなどの器にぬるめのお湯(35度くらい)を入れ、中性洗剤を溶かします。そこに指輪を10分程度浸けます。軽い汚れならふやけた汚れを真水で洗い流すだけできれいになります。メッセージや名前が刻まれた部分は汚れが入り込んでしまっているので、洗剤を溶かしたぬるま湯の中で綿棒や柔らかい歯ブラシなどを使って汚れを落としてください。その後きれいにすすぎ、柔らかい布で水分を拭き取ります。
結婚指輪は、ちょっとした汚れなら、自分で汚れを落としたり、磨くことが可能です。しかし、金属や宝石に合わないブラシを使ってしまったり、力加減を間違ってしまったら、大切な結婚指輪を逆に傷つけてしまいかねません。一度ついた傷は元に戻りませんから、購入店でのアフターケアを利用するのがおすすめです。

指輪を購入したお店であれば、多くのところで傷直しや汚れ落としなどのクリーニングアフターサービスを行っています。先にもあげたように、当店でも多くの方にアフターケアをご利用いただいています。

結婚指輪をキレイな状態で保つ方法まとめ

結婚指輪はいつまでもキレイな状態で身に着けたいものです。 人気のあるプラチナやゴールドでも、純度を下げれば傷つきやすさも変わってきます。

また、ご自身でのお手入れやアフターサービスを利用することできれいな状態をキープすることができます。 特に札幌は乾燥することでハンドクリームをつける女性も多く、クリームの油によりダイヤモンドがくすんでしまうケースが多く見られます。
パセオセンターB1Fにある結婚指輪の専門店である当店では、ご購入いただいた後の指輪のクリーニングは全て無料となっております。今度結婚指輪を検討されている方にも、傷がつきにくい素材など様々なご相談をしていただけますのでお気軽にご来店ください。

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株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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