細い指に似合う婚約指輪のカラットとは

QDM COLUMN VOL.170

最新コラム

VOL.170細い指に似合う婚約指輪のカラットとは

公開日:2022.03.28

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

婚約指輪といえば大きな一粒ダイヤモンドの指輪をイメージされる方が多くいらっしゃいます。しかし、ダイヤモンドは大きければ大きいほどよいというわけではありません。贈る相手、身に着ける相手に似合う指輪であることが大切です。ここでは、細い指の方に似合う婚約指輪について考えてみました。

細い指には、宝石の大きすぎないエンゲージリングがおすすめ

指が細いのはとても素敵なことですが、細い指だからこそ合うデザインはどういうものになるのでしょうか。 自分の指の細さを活かせるデザインの指輪を手に入れるために、どういうデザインがおすすめなのかを事前にチェックしておきましょう。

小柄で指のサイズが小さい方にはそれに見合うデザインがあります。3号や5号という、普通の人ならピンキーリングサイズの薬指をしている方には、大きすぎる宝石を用いるデザインはあまりおすすめできません。指が細い方は、あまりボリュームのあるものでは指が負けてしまいますので、やや幅広めで、且つ繊細なイメージのある指輪などが好まれます。
具体的には、アームが細過ぎたり、デザインがシンプル過ぎたりすると指が寂しく見えてしまうため、ワンポイントのダイヤモンドやさりげない彫り模様などで、ポイントのあるものを選ぶことがその細い指をより際立たせ、きれいに見えます。
お店には11号を基準としておいている時が多いので、細い指に着けた時に合うようなデザインであるかをよく確認しましょう。

指のタイプによって指輪のデザインを変えたほうが良い

結婚指輪や婚約指輪を選ぶ際、そのデザインはとても重要です。自分の指と相手の指の特徴をよく考えて選ぶのがおすすめです。指には、長い・短い・太い・細いなどの特徴があります。これらの特徴によって、似合う指輪のデザインというのは変わってきます。

たとえば、全体的に手が大きい、太くて長い手をしている方におすすめなのは、ボリューム感のあるリングがおすすめです。それから、細い指の人は比較的どんなリングも似合いやすいのですが、ボリュームがありすぎると指とのバランスが悪くなり、手が貧弱に見えてしまうこともあります。
指とのバランスを考える際には、指輪の幅についても考えてみましょう。結婚指輪の幅の平均は2.5〜3mmで、2.5mm幅を境にしてリングの印象が変化します。指が短めの方は2.0mm幅で細く上品な印象にするのがおすすめですし、3mm幅を超えるものは指が長めの方が存在感を見せて付けるのにおすすめです。

細い指の人のエンゲージリングのダイヤモンドには、0.3カラットまでにするのがベスト

細い指に似合う婚約指輪をどのように選べばよいのでしょうか。 予算もありますが、贈る相手の指に似合うかどうかも考慮して指輪を選びましょう。ここでは、細い指の方にぴったりのエンゲージリングのカラット数について考えてみましょう。

一般的に、婚約指輪に使われるダイヤモンドは0.3カラットほどだと言われています。しかし、細い指の人はダイヤモンドが大きい指輪だとバランスが悪くなり、下品に見えてしまう場合があります。年齢を重ねると小さな石では見劣りするという意見もありますが、華奢な指だと0.3カラット以下でも十分に見栄えがします。
婚約指輪はカラット数が控えめな分、カラー、クオリティー、カットにこだわるのもよいでしょう。指輪のデザインも、ボリュームの出る形よりは華奢なものの方が細い指には似合います。試着の際に手元だけではなく全体を鏡に映して確認することも重要なポイントです。

年齢を重ねると小さい石は見劣りしがち

婚約指輪、結婚指輪の宝石のサイズ、あなたならどうしますか。 やはり、大きな石に憧れを抱いている方も多いでしょう。たしかに、一般的には、年を重ねた手には宝石が大きいリングのほうが映えるといわれています。婚約指輪、結婚指輪は長く使うものなので、数十年後のことを考えて大きな石のリングにするというのも一つの考え方です。実際に、婚約時の女性の年齢が上がるにつれてカラット数が上がるというデータもあります。

しかし、指輪単体で見るよりも、手や全身を鏡に写してみてバランスのよいものを選ぶことも大切です。指が細い場合、小さめの宝石でも充分存在感があり、あまり大きいものだと手に合わずアンバランスに見えたり品がなく見えたりしてしまいます。大きい石に憧れる気持ちや、将来の見映えを考慮しながらも、宝石のサイズが自分の指や体のサイズに見合っているかを確認することが、指輪選びの大切なポイントといえるでしょう。

細い指に似合う婚約指輪のポイント

婚約指輪は、相場のものが必ずしも自分あるいはプロポーズしたい相手の指に似合うものだとは限りません。細い指の場合、大きなダイヤモンドではかえってバランスが悪く、品が無いように見えてしまうこともあります。婚約指輪を選ぶ際には、0.3カラットまでを目安に、実際に指に嵌めてみて似合うデザインかどうかをよく考えて決めるとよいでしょう。札幌の当店では、ご予約いただくことでスムーズにご案内が可能です。是非お気軽にお越しください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

バックナンバー

Close