ダイヤモンドの蛍光性とは

QDM COLUMN VOL.128

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VOL.128 鑑定書に記載されている、ダイヤモンドの「蛍光性」とはどんなもの?

ダイヤモンドを購入すると、ダイヤモンドの「4C」をはじめとしたさまざまな事柄が記載された鑑定書をもらうことができます。
鑑定書の記載事項の中には「蛍光性」という項目が存在します。この項目には、ダイヤモンドが放つ蛍光の強さや色調などが記載されるので、ぜひチェックしてみましょう。
今回は、ダイヤモンドの蛍光性について詳しく解説いたします。

ダイヤモンドの蛍光性とは


1.ダイヤモンドの蛍光性とはどういったもの?

天然のダイヤモンドの中には、UVライトを当てると青や黄色の蛍光を発するものがあります。
UVライト以外にも、たとえば、パスポートのチェックに使われるブラックライトや薄暗いカラオケボックスやクラブにあるブラックライトなど、可視光線以外の波長の短いX線や紫外線が当たることによってもダイヤモンドは発光するのです。蛍光性が特に強いダイヤモンドであれば、太陽光線の下でも発光を確認することができます。
蛍光性は人工の宝石では決して生じません。蛍光性があるということは、天然のダイヤモンドであるというなによりの証なのです。


2.ダイヤモンドの蛍光性はあったほうがいいの?

ここで気になるのは「蛍光性が高いほうが良いダイヤモンドといえるのか」という点ですよね。
一般的に、蛍光はダイヤモンドの評価に直接的に反映されることはありません。ただし、青色の蛍光を強く発するダイヤモンドの中には、白く油っぽく見えてしまうものがあります。こういったダイヤモンドは「オイリー」と呼ばれ、4Cの1つであるクラリティーのグレードを下げることがあります。
蛍光性の評価は国によっても異なり、アメリカではほとんど蛍光性について考えないといいます。これに対し、ヨーロッパの一部地域では強い蛍光性をもつダイヤモンドは好まれないのだそうです。


3.ダイヤモンドの蛍光性は鑑定書にどう表記される?

ダイヤモンドの蛍光性は、鑑定書に「None(無し)」「Faint(弱い)」「Medium(中)」「Strong(強い)」「Very Strong(とても強い)」の5段階で表記されます。
ダイヤモンドの蛍光性の色調は「Blue(青)」「Bluish White(青みがかかった白)」「Green(緑)」「Yellowish Green(黄緑)」「Yellow(黄色)」「Orange(オレンジ色)」「Pink(ピンク色)」などがあります。
鑑定書には、蛍光性の強さと色調を合わせた「Strong Blue」「Medium Green」といった表記で記載されることがほとんどです。蛍光性がMediumより弱い場合には、蛍光性の強さのみが表記され、色調の表記がない場合もあります。



蛍光性の表記は、ダイヤモンドの品質である4Cのようなランクの評価ではありません。蛍光性自体がマイナス要因となることはなく、蛍光性を「神秘的」「幻想的」と捉える方も多いものです。ダイヤモンドを選ぶときには、品質を示す4Cのほかにも、蛍光性をはじめとしたさまざまなポイントをチェックしてみましょう。
ダイヤモンドについてさらに詳しく知りたい方や、ダイヤモンドの指輪の購入を検討している方は、レイジースーザンのお店にぜひご相談くださいませ。


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