婚約指輪と結婚指輪の違い

QDM COLUMN VOL.157

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VOL.157結婚指輪と婚約指輪の違いは?

公開日:2021.04.15
更新日:2021.04.15

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

婚約指輪と結婚指輪の違い、皆さんはどこまでご存知でしょうか?漠然と「婚約指輪はプロポーズに男性が贈るもの」「結婚指輪は挙式で男女が交換するもの」とは知っているものの、それ以上の差はわからないという方も多いはずです。両者の違いを知っておくことで、今後控えているであろう婚約や結婚といったイベントをスムーズに迎えることができるでしょう。

婚約指輪と結婚指輪の違い

今回は意味合いや価格、購入時期やデザインに至るまで、両者の違いを徹底比較しながら解説していきます。

婚約指輪と結婚指輪の意味合いの違いとは?

婚約指輪はその名の通り、男女の結婚を約束する「婚約の証」として贈られる指輪です。多くの場合、プロポーズのタイミングで男性から女性に贈られるのが一般的とされています。
一方の結婚指輪は、結婚した男女が「結婚の証」としてペアで身につける指輪です。挙式のタイミングで男女が互いに贈り合うのが一般的で、結婚後も日常的に身につける夫婦が多く見られます。
婚約指輪と結婚指輪はともに左手の薬指に着用する風潮があり、身につける際はどちらか一方を外すのが基本です。ただし最近では両者を重ねづけできるデザインも増えてきています。

婚約指輪と結婚指輪の違いを比較してみた

シーンによっては婚約指輪の着用を控えるべき場合もあります。婚約指輪を身につける際の注意点について解説します。
次に「相場価格」「やり取りのタイミング」「見た目」「選び方」という4つの視点から、両者の違いを比較してみました。

婚約指輪と結婚指輪の相場価格の違い

婚約指輪と結婚指輪の価格帯には、それなりに大きな違いがあるのをご存知でしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によれば、婚約指輪の平均購入価格は約35万円、結婚指輪の平均購入価格は約20万円(男女セットで)とのこと。シンプルで宝石が埋め込まれていない結婚指輪に比べ、ダイヤモンドがあしらわれている婚約指輪の方が一般的に購入価格が高くなる傾向にあります。

QDMでは婚約指輪、結婚指輪それぞれお求め安い価格から豊富に取り扱っております。
婚約指輪:97,000円税別(106,700円税込)〜
結婚指輪:19,800円税別(21,780円税込)〜
気になる方は是非チェックしてみてください。

最近では男女で平等性をはかるために、男性が婚約指輪を、女性が男女両方の結婚指輪を購入するといったパターンも増えているようです。
出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査2020(首都圏)」

婚約指輪と結婚指輪をやり取りするタイミングの違い

両者をやり取りするタイミングについて比較します。
まずは「購入のタイミング」ですが、これは婚約指輪が婚約の前後、結婚指輪は結婚式までに購入しておくのが一般的でしょう。指輪は注文から受け取りまでに約1ヶ月ほど時間がかかるため、それぞれ時期を逆算して最適なタイミングで購入する必要があります。
次に「着用のタイミング」ですが、これは両者ともに「受け取った後は好きなタイミング」で着用できます。婚約指輪と聞くと「プロポーズから挙式までの間しかつけられない」と思う方もいるかもしれませんが、結婚後も普段使いや特別な日のお洒落として着用を楽しむことが可能です。



婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪と結婚指輪の見た目の違い

婚約指輪といえば、中央に1粒ダイヤが施された華やかなデザインがベーシックです。対する結婚指輪は男女がペアで着用することや、日常使いできることに配慮した「石のないシンプルな金属のみのデザイン」が多く見られます。
ただし最近では日常使いできるような、比較的シンプルなデザインの婚約指輪も増えてきています。

婚約指輪と結婚指輪の選び方・購入時の違い

傾向としては、婚約指輪は女性へのサプライズとして男性のみで選ぶ場合が多く、結婚指輪は男女2人で選ぶ場合が多いようです。
ただし婚約指輪に関しては「好きなデザインを自分で選びたい」という女性もいるため、最近ではプロポーズ前後に2人で来店するカップルも多く見受けられます。

婚約・結婚指輪をセットで購入することも

婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする前提でデザインされた「セットリング」というアイテムもあります。セットリングの場合、婚約指輪と結婚指輪を同時に購入することとなるでしょう。
セットで着用することにより、手元をさらに美しく華やかに見せることができます。

男性視点での婚約指輪と結婚指輪の違い

男性の視点に焦点を当てた場合も、婚約指輪と結婚指輪にはいくつかの違いがあります。

婚約指輪は女性だけ、結婚指輪は男女で着用

婚約指輪は男性から女性へ「婚約の証」として贈るアイテムなので、身につけるのも女性だけとなります。一方の結婚指輪は男女が「結婚の証」「夫婦の証」として互いに贈り合うものなので、男性も身につけるのが一般的です。
結婚指輪には「既婚者である」ことを周囲に知らせる役割もあるため、日常的に使うことで恋愛絡みのトラブルをスマートに解消できる効果もあります。

結婚指輪の支払いは男女で折半が多い

婚約指輪は男性が費用を全額負担することが多いのに対し、結婚指輪は男女で折半したり両者が互いのリング分を負担し合うのが一般的なようです。
結婚指輪はペアのデザインでも、男性用と女性用で価格差があるものも多いです。2人でよく相談して、互いに気兼ねなく贈りあえるのが望ましいでしょう。

まとめ

今回は「婚約指輪と結婚指輪の違い」というテーマで、両者の意味合いや価格、購入タイミングやデザインについて比較してみました。
どちらも高価な上に、互いの愛情を確かめ合う上で大きな意味合いを持つアイテムです。じっくり時間をかけて、2人の結婚生活を豊かにする素敵な婚約指輪・結婚指輪を選んでくださいね。



※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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